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弁護士佐藤嘉寅の日常

立場かわれば見方もかわる 刑事被害者参加
 弁護士になってから、一番友人知人に質問を受けたのが、「なんで刑事弁護なんてするの、悪いことした奴は、刑務所に行けばいいじゃない」といった至極まっとうなものでした。

自分としては、犯罪加害者も人間、やり直しの機会を与えるべき、という考えを基本的にもっている。
そんな質問に対しては、「弁護士は、被告人だけを護っているのではない、刑事裁判という制度を守っているんだよ、と回答していました」
なんか格好いいですね。

ただ、やはり、これは刑事弁護人としての立場からのものの見方なんですよね。

今回、恐喝事件の被害者から依頼を受けて、被告人弁護人と示談についての話し合いを行いました。
しかし、結局、話し合いはつかず。

その被害者が、刑事裁判への被害者参加を利用して、意見陳述をすることとなり、私も、付き添って傍聴に。

普段、見ることのない被害者の視点からの刑事裁判。

新鮮でした

裁判に至る経過のなかで、被告人弁護人と示談についての話し合いをしていましたが、本当に誠意のかけらもない奴。

また、刑事裁判の被告人質問でのまったく反省が見られない態度。

情状証人の母親の嘘八百。「示談は、被害者の方からお断りに。」
なんだと~

どれもが、いちいち勘にさわる。

裁判傍聴後、被告人弁護人と一緒にいた母親に詰問したところ、さらに、ふざけた態度をとる。

本当に、偽証罪で告発してもよいのではないか、と考えてます

やはり、立場がかわれば見方もかわる。
今後、刑事弁護人として被害者側と接するときは、今まで以上に、被害者の気持ちをくみ取って対応しなければならないな、とあらためて思った次第です。

投稿者 佐藤嘉寅法律事務所 (2011年9月14日 13:17) | PermaLink

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